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日揮株式会社 ニュースリリース2004
 
プロジェクト情報

2005/09/23 カタールで世界最大のGTLプラントを受注
-- シェルのガス戦略最重要プロジェクトに全面参画 --

 

日揮株式会社(代表取締役会長兼CEO 重久吉弘、横浜本社 横浜市西区みなとみらい2-3-1)は、米国KBR社と共同で、ロイヤルダッチシェルの子会社がカタールで計画している世界最大のGas to Liquids(以下GTL)プラント建設工事プロジェクトを受注しましたのでお知らせします。プロジェクトの詳細は以下の通りです。

1. 顧客名 : カタール・シェルGTL社(Qatar Shell GTL Ltd)
2. 建設場所: カタール国 ラスラファン(Ras Laffan)地区
3. 契約内容 : 生産能力140,000BPD(70,000BPD×2系列)のGTLコンプレックス、および100,000BPDのNGL(天然ガス液)回収装置を含む大規模プラント建設に関わる下記役務
(1) プロジェクト遂行全般に関わる包括管理役務
(プロジェクトマネジメント役務)
(2) GTL合成装置、ユーティリティー・インフラストラクチャー設備などの設計、機材調達、建設工事管理、試運転助勢業務
4. 契約形式 : コストレインバース方式(実費償還方式)
5. プロジェクトの概要 :
 

本プロジェクトはパールGTL(Pearl GTL)と呼ばれ、シェル社がカタールペトロリアム社と共同で事業を進める世界最大のGTLプラント計画です。当社は2001年にシェルの次世代大型GTLプラントのベイシスオブデザイン役務(BOD)/ベーシックデザインパッケージ役務(BDP)を受注し、それ以降、本カタール計画のベーシックデザインパッケージ役務、基本設計役務(FEED)も連続して受注し、シェルのGTLプロジェクト計画に全面的に参画しています。

顧客は当初、プロジェクト遂行(設計、機材調達、建設工事)を入札でコントラクター1社に一括請負契約で発注する予定でしたが、プロジェクト規模が巨大過ぎること、かつ昨今のプラント市況の急激な変化等によりコントラクターのリスクが大き過ぎるとの判断から、コストレインバース方式への変更を決定しました。この変更により、顧客は本計画全体のプロジェクトマネジメント役務、ならびに中核設備となるGTL合成装置やユーティリティ設備等の設計、機材調達、建設工事管理、試運転助勢役務を、これまでシェルのGTL技術開発に協力し、シェル向けGTLプラントの建設実績を持つ当社に随意契約ベースで発注することを決定しました。プロジェクトマネジメント役務は、顧客組織の中でプロジェクト全体の管理役務を行うものであり、また上記中核設備以外の設備は当社の管理下でいくつかのコントラクターが施工することになります。

当社は1993年にシェルMDS社向け世界初の商業GTLプラントをマレーシアに建設した実績を有しています。今回カタール・シェルGTL社向けの最新大型案件を受注したことは当社のGTLに関する卓越した技術力と経験が高く評価されたものと考えています。

また、これまでコストレインバース契約による大規模プラント建設のプロジェクトマネジメント役務や建設工事の遂行は米国大手コントラクターが得意とする領域で、日本・ヨーロッパ等のコントラクターが対応するのは難しいと言われていました。今回当社がKBR社と共同でこれら役務を受注したことは、当社の柔軟な契約対応能力と遂行能力が顧客から信頼を得た結果であり、大きな意義があります。

GTLは天然ガスから生成される無色透明な液体燃料であり、石油製品の代替燃料として注目を集めているエネルギーです。高効率な燃焼特性と硫黄分・アロマ分を含まないことから、環境面においても非常に注目されています。日揮は、クリーンエネルギーであるLNG/GTLの生産を通じて環境保全に貢献すると共に、今後もエネルギープラントのエキスパートとして積極的な事業展開を進める所存です。



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